使い込んだ、つまり長い年月使用したものには、ここにしっかり根をはり商売をしています、という信念と思い入れのようなものも垣間見え、信頼と実績を積み重ねているお店なのだな、という好印象さえ伺えます。
そうした暖簾のメンテナンスについては、性質上から基本的には水洗いがおすすめです。
自宅でカーテンの洗濯をしたときと同様、干す際はそのまま竿に通して陰干しで完了です。
仕上げにアイロンがけを行う場合は低めの温度で、当て布をしましょう。
干す際に手のひらでたたき、形を整えてしまえば、僅かに残るしわもまた味の一つといえるかもしれません。
染め付けには、表の色や図柄を裏側にも染め抜いてしまう方法と、表側のみの染めで裏側は白く地が残る方法があります。
料金は染め抜きの方がお高くなるようですが、どんな条件下での使用かなどを考慮し、適した方を選べばよいでしょう。
スリット一つで二巾にするか、二つ入れて三巾にするか、丈や巾の数で出来上がりも随分と変わります。